7月9日が予定日だった、彼女。
妊婦の時、ケニアにいて、つわりがひどくて毎日泣きそうに、過ごしていた。
日本に帰ってきて
みるみる太ったけど・・・・つわりがなくなって
妊婦とは思えないといわれるほど、元気に毎日楽しく過ごしていた。
6月にはいって
同じ病院で、妹が一足早く出産をした。
愛亜と甥っ子は2週間違いだけど
まだまだ人事で、子供が生まれてきたらどれだけ楽しいんだろうって、漠然と毎日、思ってた。
逆子で
愛亜は帝王切開になった。
思っても無いことだったから、なんだかすごくショックを受けてた私だけど
産んでしまえばどちらでもそんなに大きなことではなかったんだけど
なんであの頃あんなに、ショックだったんだろうなあ・・・
7月1日に手術をしてもらうつもりが
先生の都合で、6月30日になった。
7月が予定日だっただけに、6月生まれかあ・・・なんて思ったりもしてた。
産む直前に
一緒の病院で産んだママが、そろそろ現実的に、子供が生まれたら何年もゆっくりできないから
あと数日を楽しもう〜なんていってて
私は、産んだ後の事なんて、何にも考えたことなかったなあ・・・・なんて、
超楽観的に、考えたりしてた。
愛亜は
14時くらいに手術が始まって
小さく、産まれた。
2350グラム。
手術のあと、私は麻酔のきれたあとの自分のお腹が
痛くて痛くて泣いていた。
とてもじゃないけど、新生児室にはいけなくて
当日は、愛亜に会うことができなかった。
次の日、
看護婦さんが愛亜を連れてやってきてくれて
初めて、女の子だったねって、確認をした。汗
誰に似てるのか、その時は全然わからなくて
新生児なのに、超かわいいじゃんね・・・・なんて、親バカだけど
すごく、幸せな、時間。
病院に、3週間くらい入院して
毎日愛亜と、ゆったりと、まったりと、看護婦さんたちに毎日いろんなことを教えてもらいながら、過ごした。
懐かしいね・・・・・・
スタジオに新生児・・・・とまではいかないけど
100日とか、6ヶ月のお客様がご来店されると
だっこして、なんともいえない気持ちになる。
母性本能というものは、あるんだななんて
確認しちゃったりする時間。
誕生日ではなくても
子供成長と共に
色んなところで子供の成長は、感じてる。
だけど
私自身が一番自分と、子供と、家族の関係について、考える。
そして、思い出す、とても大切な時間。
去年は韓国にいた愛亜。
私はフランスにいて
愛亜のバースデープレゼントを、毎日必死で探してたね。
1歳になったとき
私は既に今の仕事をしてて
本当に忙しくて
誕生日にスタジオで撮影をしたことは、今までに一度も無いんだけど
愛亜は、本当に、優しくていい子に育ってくれてて
愛亜の存在が、いつも私を、育ててくれる。
今日の朝
いろんなことを考えながら家を出て、駅に向かう。
その中で
自分の今に対して、沢山の事を思ったりして。
本当に、いろんな、気持ち。
だけどさ
何も、かわらないんだよね
どんなに自分が喜んだり
苦しんだり
悩んだりしても
私は私。
変に悩んで今の時を過ごしていくよりも
私は、私の選んだこの道を、生きていく。
愛亜は
少し寂しいかもしれないし
どうなるかはわからないけど
でもきっと、大丈夫なんだと言い聞かせ
今日、7歳の誕生日を迎える愛亜に、心から、感謝したい。
彼女がどう思うのか
それも大切だけど
私が、彼女をどう思うのか、それがとても大切なんだと、思って過ごす。
思いは、伝わると信じる。
7年間
私が変わらずに、信じてきた、思い。
今日この1日に、感謝します。